人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢まぼろしのごとくなり

昨日は 人の持つ " ものさし( ハカリ ) "  について述べたが

本来の私という人間は

他人のもつ " ものさし " のサイズや その尺度など

全くと言って良いほど 気にする人間ではなかった

 

他人が ダメだ と言ったとしても

私が 良い と認めたものは 何が何でも 良い 

 

同じように 他人の自分への評価など 全く必要としなかった

 

人は人 自分は自分

その考え方一本で生きてきた

 

人との付き合い方も

" 来る者は拒まず 去る者は追わず "  を

スタンスとしていた

が 実際は

" 来る者 " と 言っても かなり限られた人間でしか

" 来る者 " には なり得なかった

何故なら

私という人間は 非常に小難しい人間であった

一見 間口を広げているようで 

実際は 間口の前には 

壁 あるいは 落とし穴 といったものが存在していた

360度 アンテナを伸ばし

不法侵入者に対し 常に 警戒していたのである

 

" 八方美人 " と いう言葉があるが

さしあたって 私は " 八方不美人 " と いったところだろう

 

歳を重ねるに従って

壁 や 落とし穴 も 簡易なものとなり

アンテナも 出し忘れがあったりするように なってきているが

それでも 根本にある " 八方不美人 " は 変わってはいない

つまり 私という人間は

偏屈 頑固 変人 そういった 言葉が似合う 人間なのである